どーもどーも、しょーたろー(@syotaro_blog)です。
今回は家族に引きこもりのお子さんがいる人たちに向けて、元引きこもりの僕がどう接するべきなのかについて、色々と考えてみたのでお話させていただこうと思います。
引きこもりの精神状態について
まずは引きこもりのお子さんの精神状態がどういうものなのか、が分からない方が多いと思います。
でもそれは悪いことでもなんでもなくって、経験されたこともないでしょうし、周りに話しづらいことだとも思うので身近なお話も聞いたことないと思います。
でも精神状態が分からないことには、どう接してあげたらいいか分からないと思うので僕の引きこもり時代の過去を交えながらお話していきます。
まず僕が引きこもっていたのは18歳で就職して、半年で会社から逃げた後の話になります。
その時は本当に人と何を喋ったらいいのか分からないし、嫌われないかばかりを気にして人と会うのが怖くなってしまってました。
それが原因で会社から逃げ出したものの、その理由や経緯を家族に話すことができませんでした。
その大きな理由としては3つあります。
①怒られるのが怖かった。
②家族に迷惑をかけられないと思ったから。
③もう死のうと思っていたから。
これが家族に話せなかった理由です。
家族に会社から逃げた理由を説明できずにいたら、母親と姉に泣きながら怒鳴られました。
それでも僕は何も言えませんでした。
そしてそれからの僕の精神状態はこんな感じでした。
・毎日死ぬことしか考えられない。
・生きていることで、家族に引け目を感じてしまう。
・なんで生きているんだろう、と考える。
本当にずっとこんな感じでした。
生きている価値や意味も見出せず、死ぬことしか考えられず、何度も死のうとしましたが怖くて死ねず。
またそんな自分が嫌になって、死にたくなる。
そんな負の気持ちのループでした。
多分ほとんどの引きこもりの方が同じような精神状態なんじゃないかなと、僕は思います。
死にたいとまでは思っていなくても、なんで生きているんだろうとか、生きている意味はあるのかと考えることは多いと思います。
・なんで生きているのか分からない。
・家族に引け目を感じてしまう。
・死にたいという気持ちがある人もいる。
実際にどう接してあげるのがいいのか?
僕は引きこもりのお子さんのご家族に言いたいのは、「今まで通りでいい!」
これに尽きると思っています。
というのも、ちょっとTwitterでもお話したのですが
たまに僕の様子を伺うように「ご飯食べんのー?」と、声をかけられても気を使われているのがすぐに分かってすごく申し訳なかった。
引きこもってしまう前と同じように、本当に今まで通りに「おはよー」とか「ご飯はー?」とか、そーやって声をかけてくれるだけで生きていていいんだなって思えるはず。
— しょーたろー (@syotaro_blog) 2018年9月5日
そもそも引きこもりっていうだけで、家族に引け目を感じてしまいがちなのに、そのご家族の接し方まで変わってしまうともっと「ごめんなさい、、」という気持ちが増してしまいます。
難しいかもしれませんが、普通に学校に行けていた時のように接してあげるのが一番だと思います。
またこの方のツイートがすごく、共感できたのでシェアさせていただきます。
親自身は怒ってるつもりが無くても
自室にこもり
外で親の足音が聞こえれば身構え
気配を感じては恐怖し親のため息、疲れた顔、不機嫌…
悪いことは全て自分のせいだと思ってしまうのが不登校の子リビングで過ごす時間が長くなると
文句を聞いたりして、それはそれでウザいけれど
回復してる証拠— 不登校生の親 (@FutoukouNoOya) 2018年9月4日
家族はなんとも思っていなくても、足音がいつもより大きかったり、ドアを閉める音が大きかったり。
そういう些細なことでも自分が原因なんじゃないかな?と思ってしまうことも多いです。
僕自身ずっとこんな感じでした。
僕もずっと親が仕事に出かけてから、兄弟がみんな学校に行ってからじゃないとご飯を食べにリビングに降りるのも出来なかった。
お風呂もトイレも全部そう。
別に怒られたり、説教されたりしてたわけじゃなかったけどずっと家族に対して、こんな自分が生きている事に引け目を感じていた。
— しょーたろー (@syotaro_blog) 2018年9月5日
お家でもいつもニコニコ明るく過ごせ!と言われたら難しく、大変なことなのは分かります。。。
でもそれでお子さんの傷が広がってしまっては、ご家族の方も辛いと思うので少し気にしてあげるといいと思います!
引きこもる前の接し方、今まで通りの接し方が1番だと思います!
まとめ!
マイナスなことしか考えられない精神状態になってしまっているけど、本当に今まで通り接してくれるのが1番いいと思います。
たくさん難しいこともあるだろうし、たくさん分からなくて悩むこともあると思います。
僕がこんな偉そうなこと言える立場ではありませんが、過去に引きこもりの経験がある僕が皆さんにお願いさせて頂けるなら
1番近い家族という存在が何よりも大きな存在で、家族が引きこもっている自分に対しても今まで通り接してくれて、生きていることを肯定してくれる。
そうすることで少しずつ、会話が生まれたり、少しずつ笑ってくれたり。
そうやってまた時間をかけて、「生きる」ということに一緒に向き合ってあげてください。
どうか宜しくお願いします。
ではまた。